2023年シーズンが始まりましたが、シカゴに本拠地を置く、シカゴ・ブルズは5勝11敗と成績が低迷しています。ロスター的にはプレイオフに進み、ある程度の成績を残したいといったシカゴ・ブルズからすると、望んででいた結果とはなりませんでした。そんなブルズですが、チームが低迷しているということもあり、エースであるザック・ラビーンをトレードし、再建に進むという噂が出ています。今回はそのラビーンのトレードについて話していきたいと思います。
ザック・ラビーンの市場価値
どのようなトレードが行われるのかという話の前に彼の市場価値から考えていきます。
まず彼の昨シーズンのスタッツから見ていきます
- 77試合
- 35.9分
- 24.8得点
- 48.5% FG%
- 37.5% 3PT%
- 5.1リバウンド
- 3.3アシスト
- 0.9スティール
スタッツから見てわかる通り、非常に効率がよいオフェンシブプレイヤーです。しかしながら長所としていえる部分は優れたオフェンシブプレイヤーということだけで他は平均以下といった形の選手になります。
実際に様々なアドヴァンスドスタッツをみても、エリートオフェンスで酷いディフェンスといった評価を受けています。
では彼の市場価値はというと、飽くまでも私の意見ですが、かなり低いと思っています。
まずザック・ラヴィーンがどのようなチームに移籍するのかですが、ザック・ラヴィーンが再建チームにトレードされる事はないでしょう。というのも既にブルズで失敗しているのにも関わらず再建チームに彼を迎え入れるわけはありません。となると、ザックがトレードされるのは優勝一歩手前か、優勝候補チームでしょう。
この線で考えてみると、優勝候補、優勝一歩手前で1ピース揃えば優勝するというチームが、オフェンス得意だけど、ディフェンスがゴミな選手を取るでしょうか?僕はそうは思えません。このような視点から見て彼の市場価値は低いと思いました。
ではどのようなチームが彼の獲得に動く可能性があるのでしょうか?
トレード先
私がザック・ラビーンのトレード先として推したいのはマイアミ・ヒートですね。
マイアミ・ヒートの現在の状況としては、オフシーズンでのデイミアン・リラードの獲得に失敗し、その後のジュリュー・ホリデイの獲得に動くと思ったら、ボストンにとられたしまったこと。また昨シーズンの躍進を支えた、マックス・ストルースや、ゲイブ・ビンセントにも出ていかれてしまい、優勝候補のロスターではないことが挙げられます。
またオッフェンスレイティングとディフェンスレイティングを確認すると、マイアミ・ヒートはディフェンスは8位と申し分なく、オフェンスレイティングは18位と優勝を目指すチームとしては少し物足りないように感じます。
ディフェンスに関しては少しレベルを下げても良い、しかしオフェンスは大幅にレベルを上げたいということを考えると、ザックは良い人材なのではと考えました。
トレード案はカイル・ラウリーと二コラ・ヨビッチを中心に組んで、何本かの指名権で獲得すればジミー、ヒーロ、ザックの強力なオフェンスラインアップができ、中にはしっかりバムが居座るという今年もファイナルいけそうじゃんチームの完成ですよね。
まとめ
今回はザック・ラビーンのトレードについて考えてみました。もしヒートへのトレードがあれば、ラウリーとデローザンがまた見れるとなるとちょっと楽しみですよね。
皆さんはどうお考えでしょうか?
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